2020-09-17

安城市　地域墓地　デザイン墓石完成

ご来店からのご縁をいただき打ち合わせ開始です。通常の和型墓石ではなくデザイン墓石が希望ということで墓石の形からじっくりとご説明をさせていただきました。話し合いを重ねておおまかな方向を決めていきます。今回のテーマは「高さを抑えた重量感のある墓石」石材のR加工も随所に使い素晴らしい出来栄えとなりました。文字の色は通常白色であるところをお施主様の希望であえて黒色の仕様。T様らしい思い切った決断です。それでは工事風景を含めてご紹介していきます。

１墓石の基礎工事

地面を掘り下げて鉄筋とセメントで頑丈な基礎を作っていきます。

２墓石の外柵工事

墓石の外枠部分を設置。手前にある基礎でない部分に納骨をしていきます。今回は壺ごと納骨するため広いスペースをとってあります。

※通常愛知県ではお骨はそのままバラで納めることが多いです。

３墓石の板張り

外柵内側に板張りをしていきます。防草にもなりよりデザイン性を高める事も出来ます。

４墓石の完成工事

細部までこだわったデザイン墓石の完成。近年作られるお墓の多くは「墓誌」と呼ばれる板石を設置することが多いです。墓誌とは「法名」または「戒名」を刻むための石板でこれがあると文字を追加彫りするときにお寺様による精抜きと呼ばれるお経は必要ありません。※お墓の１番上の長い石に追加彫りする場合は精抜きすることが通常です。今回のデザイン墓石はその墓誌板をお墓の裏面にはめ込んであります。こうする事で墓石のデザインもスッキリしますしお墓の掃除もしやすくなります。更に石の色を黒系にすることでいい意味でインパクトがでます。二人三脚のお墓づくり。とてもよい思い出となりました。ありがとうございます。