外柵新規 墓誌板 設置工事
墓石外枠新規 墓石メンテナンス
お問い合わせから打ち合わせ開始。まずは墓所の場所と墓石の確認をしながらご希望をお聞きしていきます。お話をお伺いしていきますと以前うちの職人とお施主様の奥様が墓石のメンテナンスのお話をさせていただいたようでこの度奥様がお亡くなりになられたことをきっかけに決断をされたとの事でした。最初のご希望は墓石のクリーニング。その後に墓石の文字彫りそして「墓石の外枠のみ新規で作りたい」という内容。1つ1つお話をして・墓石クリーニング・墓誌板設置・新規墓石外柵という事になりました。それではその工事の特徴をご設明していきます。
1墓石クリーニング
その名前の通り墓石のしつこい汚れを取っていきます。お墓につく汚れの多くは「苔」「水垢」「サビ」の3点に分かれてきます。その汚れに合わせた方法のプロの汚れ取りでお墓をきれいにしていきます。
2墓誌板設置
当時のお墓は「墓誌板」が設置されていることはそこまでありません。※墓誌板とは法名または戒名を刻むための石です。そこで新たに墓誌板だけを取り付けたいと言う方は多く見えます。その場合確認するのは墓所の広さと今ある墓石の石種。墓所が狭ければ石の厚みを薄くする必要がありますし墓石の石種に出来るだけ近い石を選ばないとバランスが悪くなります。その辺りは慎重に確認。
3新規墓石外柵
今あるお墓はそのままに墓石の土台部分だけ新しくしたいと言う方もいます。例えば周りに新しいお墓が出来てきて自分のとこのお墓だけが小さく見えてしまう場合・外柵の石がズレて修復するため新規に変える・又は墓石が高すぎるので逆にお墓を低くしたい場合など理由は様々。今回は今あるお墓「外柵も含め」そのままにしてお墓の周りを新しい石で囲いたい。というご希望でした。外柵を新規でやる場合一度お墓を解体してから外柵を設置して再度お墓を立て直すことが多いため通常よりは珍しいパターン。「お墓をそのままに」いう事で墓地の寸法から新しい石材のサイズまで特に慎重に確認する必要があります。更にはお墓の向きがまっすぐ前ではなく微妙に左に向いていたためそこも高い難易度。お墓が左に向いているのに外柵だけまっすぐでバランスが悪くなります。全てに注意を払い工事をすすめていきます。
4工事完了
全ての作業を終えて工事の完了です。既存の墓石とのバランスも最高の形で出来上がりお施主様にも大変喜んでいただくことができました。今後ともよろしくお願い致します。
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