インド産緑系　和型墓石完成

ご来店から打ち合わせ開始。展示場にあった墓石を一目で気に入っていただき、その石を含め石種のご説明をしながら形についてもご希望を聞いていきました。形は和型墓石を希望という事で墓石本体に関しては大方決まりました。次は墓所の場所と墓地の広さについて。広さに合わせた墓石の図面を作る必要があります。現地確認をして図面制作。「背の高い墓石が多い墓地」でしたので外枠は必然と高さのあるものになってきます。形が決まったら外枠の石種選び。一概には言えませんがお墓は「墓石本体」と「外枠」の石種を変える事が多いです。それは「外枠用の石のが値打ち」だからで墓石本体と外枠を共石でやるより分けた方が値打ちに出来ます。お施主様と話し合いをすすめ選んだ石種は共石でもなく値打ちな外柵材でもないまた別の石。色合いを重視しながらこちらもインド産の石を使用しました。それでは工事の紹介をしていきます。

１墓石作りの始まり基礎工事

地面を掘り下げて基礎を作っていきます。

２石の繋ぎ目はステンレス金具で補強

墓石の強度が1番弱いのは石の繋ぎ目部分。ステンレスの金具で十分に補強していきます。

３納骨室は地面に繋げます

よく聞かれる質問の1つで「納骨室はどこで?地面には繋げるの?」中央部分が納骨場所で地面に繋げます。他は墓石本体が乗ってきますので基礎を作ります。

４ステンレスの棒で転落防止

墓石倒壊を防ぐために墓石中央にステンレスの棒をとおします。

５和型墓石の完成

石種選びから墓石のデザインまでしっかりと打ち合わせを重ねてお墓の完成。重量感から高級感も兼ね備えた素敵な仕上がりです。今回使用した石は墓石本体も外枠も同じインド産ですがその色合はまったく異なってきます。それぞれ素晴らしい石種。共通した特徴は雨水による石の変色がほとんどないところ。普通のグレイ系で細目の石は雨で変色してきますがこの石はそれがありません。インド産の石材の長所の1つですね。今後も大事にお墓を守っていただければと思います。サポートはお任せください。