安城市 庵治石中目 デザイン墓石完成
安城市 市営墓地 庵治石中目デザイン墓石完成
ご来店からの打ち合わせ開始。まずは墓地の確認と墓所の広さをお聞きしていきその後は昔ながらの和型墓石かオリジナルのデザイン墓石か「墓石のデザイン」について打ち合わせをしていきます。形はデザイン墓石希望ということでまずは筒木石材が今までに施工して来たデザイン墓石の写真集を見ながら大まかな方向を決めていき図面作成を始めます。図面を作る場合ポイントは二つ。それは同じデザイン墓石でも「加工が凝ったものなのかシンプルなのか」複雑な加工をする場合は中国加工が主。※国内でも出来ますが中国に比べ加工費がぐんと上がります。お施主様との話し合いで国内の石を使う事になりましたのでなるべくシンプルな形ですすめていきます。
石の使用する量など調整して形と予算のすり合わせも同時進行。墓石のデザインが決まったところでいよいよ石種の選択。「香川県産の庵治石中目」この石で決定です。
1庵治石は細目と中目があります
墓石に使う石には石目が細かいものと粗いものがありますが同じ石種でここまではっきりと細目と中目が分かれている石も他にありません。更には「細目の中の等級」「中目の中の等級」と同じ庵治石でもランクがありより青みが強いものが高級とされより石の模様が均一なものが美しいと言われます。ランクの差はもちろん価格にも表れますので庵治石でご検討される場合は注意が必要です。
右が細目で左が中目
2玄人向けなのは庵治石中目
基本、庵治石と言えば細目が主流ではありますが「最高級の庵治石中目」それに勝るとも劣らず素晴らしい石材です。石材店の中でも好みは中目の方と言う方もいるはずです。※最高級の目安は色がより青く目合いが詰まったもの
右が最高級。左が通常。この様に庵治石と一言に言ってもいろいろとあります。本来は墓石の全てが同じ石でできれば理想ですがそれでは価格がとんでもない事になりますので。
3外柵は愛知県産の御影石を使用
値段調整のため愛知県産の外柵用御影石を使用しました。この石も古くから愛知県で墓石に使われた石です。もちろん鳥居などにも使用。
4庵治石中目のデザイン墓石完成
石種選び、共に悩みながらようやく完成となりました。お墓に使う石は世間に知れているものではありませんのでこれを見た人がいきなり「おおー」となるわけではないと思いますがお施主様がこだわりぬいた永代墓。大変ご満足いただけました。花立と香炉は分離型ではなく一体化で掃除のしやすさまで考慮。今後も大切にしていただければと思います。そのサポートは私にお任せください。